1963年9月5日兵庫県出身。1985年にレースデビュー。1994年にF1デビューを果たすが、通常、大手企業や自動車メーカーがスポンサーになることが多いF1界では珍しく、語学学校のNOVAやユニマットなどのスポンサーを持ち込んで参戦するなど、話題を呼んだ。また、翌年には2度も事故に見舞われる珍しい体験をしているレーサーでもあり、1度目はモナコGPでマシンがトラブルを起こした際、自ら牽引されるマシンを運転していたところにオフィシャルカーが突っ込んで来て、マシンが横転した。2度目はハンガリーGPでマシンがトラブルを起こし、炎上したところを自ら消火しようとしたところをレスキューカーに跳ねられたのである。このように、珍しい経験を持つことで有名な井上だが、ビジネスに関する手腕は一目置かれている。そして、1996年のレースに参戦することなくF1レーサーとしての活動に終止符を打った。現役中も謎の多いレーサーであったが、引退後の活動も明確ではなく、謎の多い人物として扱われている。